カテゴリー別アーカイブ: 01 神々の絵

草薙剣

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【やおよろず-日本の神様辞典-】より

解説文は、文章担当の方が書いて下さっています。

私は挿絵を担当いたしました。

 

【挿絵解説】
草薙剣は、下界(八岐大蛇の体内)から高天原へ昇り、再び下界へ下りてきて英雄・倭建命の運命を切り拓きました。剣に宿る神気が倭建命に授けられたというイメージを託してみました。

 

「草薙剣」を描いていますが、倭建命を描いているとも言えます。

 

 

鉛筆の絵をスキャン読み込みして、PhotoShopにて彩色。

モノクロの状態は、こんな感じでした。

 

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素戔嗚尊【天地(あめつち)の結】

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<焼き絵>
素戔嗚尊【天地(あめつち)の結】
2013-01-22

素材:合板
サイズ:210mm×450mm(厚み6mm)

本作は、焼き絵という技法を使って本気で描いた、最初の一枚です。
それまでは、ちっちゃいサイズのものをお試し的に描いてみただけでした。

最初の一枚にしては、ずいぶんと馴染んだ感じでして。
最初から、まるでもう、かなり焼きこんできたみたいな感覚で進めました。
迷う、ということは、全くありませんでした。

こういうのを、「相性が良い」と言うのだろうな…と、思ったものです。

焼き絵というものを始めてみたことそのものが、瓢箪から駒…みたいな展開でした。


本作は、三点セットのうちの一枚です。
一番最初に、本作を描きました。
その段階では、引っ張ってる紐状のものが何なのか、やってる本人にもわかりませんでした。

不動明王とミカエルが出上がってみれば、これが繋がってたのか~と。

素戔嗚尊、大天使ミカエルと、不動明王のセット。
こちらは、三枚並べた時向かって左側に来ます。
不動明王の右手にある羂索の端が画面から外へ出ていますが、この端が、中央にくる素戔嗚尊に繋がり、さらにミカエルへ繋がって天秤になって終わります。

不動明王、素戔嗚尊、ミカエル

焼き絵という技法は私にはとても相性がよく、好きな技法です。

この作品についての当時のブログ記事はこちら。
焼き絵をやることになった経緯なども、書いてあります。

 

緋の川(火の祀)

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【緋の川(火の祀)】
制作完了日:2015-01-16
サイズ:用紙サイズ/B2 完成サイズ:B1
画材:アクリルガッシュ、墨汁(墨、朱、金)、モデリングペースト

部分拡大画像


この絵は、火山の神の祭祀がテーマ。

さらに奥には、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)がいます。

八岐大蛇は、日本神話の中では超有名な「怪物」扱いされておりますが、神。

なぜに、火山の神の祭祀で八岐大蛇なのか…っていうと。

火山も、蛇神も、日本民族の最も深いところ、根源に存在するものだから。

ヤマタノオロチ=噴火で流れ出た溶岩流 という説もあるようです。

しかし、私はそういった「説」よりも、血の中に脈打つ感覚から、「火の祭祀」の奥底にいる蛇神、というのをイメージしました。

天鈿女命(アメノウズメノミコト)【扉ひらく】

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天鈿女命(アメノウズメノミコト)【扉ひらく】
制作日:2011-11-18
サイズ:B3
画材:パステル、消しゴム、水彩色鉛筆、水彩金銀

 


 

天照大神は、素戔嗚尊のあまりの行状にほとほと嫌気がさし
天の岩戸にひきこもる。

天地は暗闇に閉ざされ

困り果てた神々達は一計を案じ

岩戸の前で宴会を開く。

天鈿女命の舞に沸き立つ神々の歓声

天照大神は、つい、岩戸を細く開き外を伺おうとする。

 

アメノウズメノミコトは、鍵

おいでませ、天照大神

月讀尊【逢神門】

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月讀尊【逢神門】
制作日:2013.04.25
サイズ:A2イラストボード(420mm×594mm)
画材:パステル、墨、消しゴム、水彩色鉛筆、銀水彩

ツクヨミさまは…ホンマ、美観にこだわられるなあ…。

で、もって。
アヤシイ…どっちかっていうと魔界的な空気になるのは…致し方なし…。

久々に、色を使った気がしますね…最近ずっと焼き絵ばかりやってたから。
こういう絵は、終わるまでが早いな~っていうのも、実感です。

そういえば、今回は顔彩を使わなかったな。

で。

今、過去作品見てびっくりしたんですけど。
去年の今日、天照大神を完成してるんですね。
へ?と思いました。

素戔嗚尊【原初】

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素戔嗚尊【原初】
完成日:2011-09-24
サイズ:B2
画材:鉛筆

 


 

一番最初の神様絵。
もともと天使の絵からこの世界に入ってきたのですが、神様を描くことになるというのは、かなり早期からわかっていました。
そして、その最初の一枚がスサノオさまだ、というのは、最初から決定していました。

今思い出しても、これを描いた3日間のハイテンションだったこと。
細かくブログに制作過程を流していましたが、書いてる文章が笑えるくらい、ハイです。

そして、時々、思います。

この時ほど、「血が騒ぐ」という実感をもって描いたことって、なかったなあ~って。

あれから、他の神様も描きましたし、スサノオさまも何枚も描きました。
それでも、この時ほどハイテンションになったことはないように思います。

ちょっと悔しいけど、やっぱり、この神様は私には特別なんだなあと、思います。