<焼き絵>
素戔嗚尊【天地(あめつち)の結】
2013-01-22
素材:合板
サイズ:210mm×450mm(厚み6mm)
本作は、焼き絵という技法を使って本気で描いた、最初の一枚です。
それまでは、ちっちゃいサイズのものをお試し的に描いてみただけでした。
最初の一枚にしては、ずいぶんと馴染んだ感じでして。
最初から、まるでもう、かなり焼きこんできたみたいな感覚で進めました。
迷う、ということは、全くありませんでした。
こういうのを、「相性が良い」と言うのだろうな…と、思ったものです。
焼き絵というものを始めてみたことそのものが、瓢箪から駒…みたいな展開でした。
本作は、三点セットのうちの一枚です。
一番最初に、本作を描きました。
その段階では、引っ張ってる紐状のものが何なのか、やってる本人にもわかりませんでした。
不動明王とミカエルが出上がってみれば、これが繋がってたのか~と。
素戔嗚尊、大天使ミカエルと、不動明王のセット。
こちらは、三枚並べた時向かって左側に来ます。
不動明王の右手にある羂索の端が画面から外へ出ていますが、この端が、中央にくる素戔嗚尊に繋がり、さらにミカエルへ繋がって天秤になって終わります。
焼き絵という技法は私にはとても相性がよく、好きな技法です。
この作品についての当時のブログ記事はこちら。
焼き絵をやることになった経緯なども、書いてあります。