龍之鱗

龍の鱗

授かったのは、鱗。
「活かせよ」
と、御魂の力を分け与えた、鱗。
その鱗は、龍のカケラそのもの。
そのカケラは、一枚一枚すべてが異なる景色を宿し、
響き合う人との出会いを待つ。
それは、祈りの器。
祈りの器は、久遠の時を旅する
太古からの記憶を秘める一粒の土。
焔に焼き締められ一つの塊となり
人の記憶もつなぐものとなり
千年の後も褪せず
しかし脆く壊れる宿命も併せ持つ。
在ること
そのものが祈り

大地母星の恵みを
火水のエネルギーを
新たに紡ぐ道筋を
今ここの時が星の一つ
Prayer Is Life.
Art is prayer.

サイズ

陶画/約5㎝